いまさら聞けない、初心者のためのオーボエの選び方!

2016年10月23日 | By admin |

ドイツ式とフランス式の違いについて

まず、オーボエにはフランス式とドイツ式の二種類があることを知っておきましょう。ドイツ式のオーボエはウィンナーオーボエと呼ばれ主にウィーンフィルハーモニー管弦楽団内やその地域の周辺で使われており、あまり流通していません。音色は明るめですが、少し鼻にかかったような音が鳴り、広がりの良い音は出しにくいといわれています。一方フランス式は、音が大きく速い奏法にも対応しやすいキーシステムが人気となり、現在の主流となっています。

二種類の異なるキーシステムと操作方法について

オーボエには、セミオートマティックとフルオートマティックという二つの違うキーシステムがあります。世界中で多く流通しているのは蝉オートマティックタイプのもので、これは第一、二オクターブキーの両方の操作の必要があり一見複雑そうですが、指を変える時等により好きな指を使うことが出来、柔軟性が高いといえます。しかしフルオートマティックには、第二オクターブキーがありません。操作が単純そうに見えますが、その一方で重量が重いことと楽器の調整がやや複雑であるという難点があります。

初心者向けの楽器とは

オーボエ初心者の人が選ぶべき楽器はどのようなものかというと、フランス式でセミオートマティックのタイプが適しているといえます。ドイツ式は出る音色も特殊ですが、初心者にとって、フランス式の方がドイツ式に比べて伸び伸びとした音を出しやすいと考えられています。そして、キーシステムについても、楽器の調子が狂い易く安定感の少ないフルオートマティックよりは、構造は複雑ですが調整が簡単で操作の可能性に柔軟性があるセミオートマティックの方が初心者には使いやすいため、この楽器に親しむためにも、一本目の楽器としてはフランス式かつセミオートマティックのタイプを選ぶことをお勧めします。

オーボエとは、木管楽器の一つで、その名称はフランス語の「高い木」という言葉に由来します。おもにオーケストラで使用される楽器で、吹き口にリードが二枚付いており、高音域を担当します。